2028年のNHK大河ドラマが山崎賢人さん主演の『ジョン万』に決定しました!
山崎賢人さんは、大河ドラマ初出演にて初主演となります。
主人公として描かれるのは、“ジョン万次郎”こと「中濱万次郎」。
名もなき漁師がなぜ大河ドラマに描かれるまでになったのでしょうか。
万次郎の人生を紐解いていきます。
14歳で漂流、そしてアメリカへ
万次郎は文政10年(1827年)、土佐の中浜、現在の高知県土佐清水市中浜で貧しい漁師の家に生まれました。
9歳の時に父親を亡くした万次郎は幼い頃から稼ぎに出ており、14歳の時、仲間4人と漁に出た際にシケに遭います。
漂流した万次郎たちは数日後、太平洋に浮かぶ孤島「鳥島」に漂着。
そこから約半年間の過酷な無人島生活の後、アメリカの捕鯨船ジョン・ハウランド号によって発見され助けられますが、日本は鎖国の時代で外国船は近づくことができませんでした。
そこで船長はこの日本人5人を安全なハワイへと送り届けました。
しかし、万次郎のことを気に入ったホイットフィールド船長はアメリカに連れていきたいと思い本人へ意志を問います。
すると万次郎もアメリカ行きを望み、この時の船の名前から「ジョン・マン」という愛称を得ました。
そして、日本人として初めてアメリカ大陸へ渡りました。
アメリカでの学びと帰国
万次郎は船長の養子となり、アメリカでの生活が始まりました。
学校へ通い、英語・数学・測量・航海術・造船技術などを学び、アメリカで教育を受けた初めての日本人となります。
万次郎は首席になるほど熱心に勉学に励み、卒業後には捕鯨船に乗り7つの海を航海します。
そして2度目の航海を終えると、西部ではゴールドラッシュが起こっていました。万次郎は、金鉱で資金を得て日本へ帰国することを決意します。
帰国後の万次郎
帰国資金を得た万次郎はすぐにハワイへと向かい、漂流から10年が経った1851年2月に、2人の仲間と共に琉球へ上陸しました。
取り調べを終えたのち、翌年の夏ようやく土佐に帰ることができた万次郎は、最下級ではあるものの土佐藩から士分として取り立てられます。
時にはアメリカのスパイではないかと不当な扱いを受けることもありましたが、ペリー来航や日本開国など、重要な歴史の場面に関わる人物になったといえます。
遭難した漁師の波瀾万丈な人生が大河ドラマでどのように描かれるのでしょうか。
放送は2028年の1月にスタートします。
以下、主演の山崎賢人さんと脚本家の藤本有紀さんのコメントです。
主演 山崎賢人さん コメント
「ジョン万次郎さんのことを知れば知るほど、その魅力に惹かれています。14歳で漂流してから、今では考えられないような冒険を重ねてきた万次郎さんの根底にあるタフさや好奇心はとても魅力的です。」
「大河ドラマの主演を務めることは、もちろんプレッシャーもありますが、それ以上に「この船に乗って、航海に出たい」というワクワクした気持ちのほうが勝っています。これから1年以上の時間をかけて、皆さんと一緒に彼の人生を描いていけることを本当に幸せに感じています。ぜひ楽しみにしていてください。」
脚本 藤本有紀さん コメント
「彼を知っている人は、その名前を聞いただけでわくわくすると思います。彼を知らない人も、その名前を聞いただけでわくわくすると思います。ジョン万次郎。その名前がすでに物語っています。」
「海、船、鯨、英語、アメリカ。万次郎さんを取り巻く言葉からは、突き抜けるような明るさ、雄大さ、ロマンと冒険が感じられます。」
まとめ
「ジョン万次郎」。その名前は誰もがどこかで聞いたことがあるものの、万次郎の人生がどのようなものだったのか知らない人も多いのではないでしょうか。
まさに冒険とも呼べる数奇な人生を送った万次郎。
漂流者だった彼が日米の架け橋となる物語。
山崎賢人さんによって演じられる万次郎が画面に映し出される日が楽しみです。



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